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ホワイトニングブログ
~輝く女性インタビュー サマンタ・ラソ~

 

投稿日:2022年2月13日

 

輝く女性には

輝く歯が似合う。

 

ホワイトニングで歯を輝かせるだけでなく、

輝く女性を応援する意味も込めて、

クリニックで

輝く女性たちを

独占インタビュー

していきます。

 

今回はサマンタ・ラソさん。

ホテルのイベントマネージャー

として活躍中です。

 

最近ご自身のポッドキャスト

「フェミニスト・イン・トーキョー」

を始められた経緯

日本とフランスの女性の人生の違い

日本のフェミニストの活動などを

詳しくうかがいました!

 

 

ご職業を教えてください。

東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルである

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルのイベントマネージャーです。

国内外のイベントや、結婚式も時々手掛けています。

 

 

 

ポッドキャストのイントロダクションを聞いたのですが、

サマンタさんは、フランスで生まれて、フランスの大学を卒業してから来日したんですね。

キャリアパスとこれまでの経緯を教えてください!

大学では何を専攻されましたか?

なぜ日本に来たのでしょう?

最初から、こんなに長く日本にいると思いましたか?

 

フランスで、あまりよく選ばずに日本語を学びました。

でも学生の時に日本に旅行に来て、一年間滞在し、この国を好きになってしまったのです。

何が一番好きかと言われると難しいのですが、融合した文化、日本語、日本食、日本人、、、もっといろいろあります。

それでフランスで大学を卒業した後、日本に戻ってくることを決めました。

一生いるとは思いませんでしたが、かなり長期間滞在するかな、とは最初から思っていました。

 

 

表参道で働いているので、明治神宮にはよく行くのですが、

神社はとても伝統的な場所ですよね。

サマンタさんはそこで働いていたようですが、

外国人として女性として、

明治神宮で働くのはどうでしたか?

 

神道の神社はすばらしいです!

地域によって変化するところや、建築、色、儀式が大好きです。

例えば、お祈りするとき、明治神宮では2回手をたたきますが、

出雲大社では4回です。

明治神宮で働くことは、私の人生ですばらしい経験でした。

同僚には神主もいて、神道について学ぶのを助けてくれました。

神道は本当にユニークで、興味深い宗教です。

ときどきカルチャーショックで大変なこともありました。

その時には問題が理解できず、何週間も経ってから本当に分かることが何回もありました。

日本人の同僚にとっては当たり前すぎて、説明が必要ないことでも、

外国人には説明が必要な場面が何度もありました。

もちろん他の国でもそうですが。

でも率直に言って、明治神宮での思い出は良いことの方が多いです。

初めてのビザももらえましたし、正社員で採用してもらえました。

元同僚たちとはまだ連絡を取り合っています。

 

 

 

ポッドキャスト「フェミニスト・イン・トーキョー」は

なぜ始めたのでしょう?

長年の夢だったのですか?

突然思い立って始めたのですか?

 

元々ポッドキャストが大好きで、

それで日本ではフェミニストのコミュニケーションが足りてないな、

と思ったのがきっかけです。

既成概念にとらわれている日本の女性のこととか、話すトピックがたくさんあるのに、

誰もそのことについて話してないな、と思ったのです。

私と同じ価値観や意見の人があまりいないなと感じていましたし、

日本についてのフェミニストの声をもっと集めなきゃと思いました。

でも問題は、私は日本人ではないので、日本人女性に向けて発信できないことでした。

だから、インタビューに呼んで、自分のことについて話してもらうのが一番いいと思ったのです。

 

 

 

 

 

 

日本の好きなところ、嫌いなところを教えてください。

 

日本の宗教の概念は大好きです。仏教と神道の混合主義で独特のものです。

会社での集団主義も好きです。

みんなが一丸となって取り組んで、大変な時助け合う。

 

あとは、スーパーマーケットの大量消費主義は、ヨーロッパに比べたらマシだと思います。

その地域で取れたものが、妥当な種類置かれていますし。

ヨーロッパでは信じられないくらいたくさんの種類が、

実際消費できる2倍の量置かれています。

 

日本で社会問題や知識がない人たちと話すのは

つらい時もあります。

例えば、私は環境の観点(天然の雪がないから人工雪を使っている)ことと

ウイグル自治区の問題から、北京オリンピックは見たくありません。

このことを同僚に言っても理解してもらえません。

日本であまりこのようなことは報道されないですよね。

オリンピックはテレビで放映されているのに。

 

 

 

 

日本ではまだ、「女性は30歳までに結婚しなきゃ」というプレッシャー

があったりしますが、

フランスでは結婚していないカップルに子供がいたりします。

日本の女性はフランスの女性より自由がないと思いますか?

どうして違うんでしょう?文化?社会の違いでしょうか?

 

フランス人女性は自立していて、

日本の女性は依存的だったりしますか?

この違いについてどう思いますか?

日本のように、フランスの女性は結婚や出産で仕事をやめますか?

フランスの男性はどうでしょう?家事育児に協力的ですか?

 

フランスに比べて性差別は日本の方がありますか?

どちらの国も知っているサマンタさん、教えてください。

 

その通りです、最初私の両親も結婚していませんでした。

日本人の同僚に言うと、毎回すごく気まずそうな顔になります。

悲しいことですが、フランスの女性たちもすべてにおいて自由ではありませんが、

日本では状況はもっと悪いと思います。

私の意見ですが、2つの国の性別の平等が違うのは、

第二次世界大戦のあと、フランスの女性たちは外に出て行ってストライキをしたんですね。

でも日本の第二次世界大戦の状況は全然違うので、まだ権利平等を得る革命が起こってないんじゃないかと思います。

儒教的な考え方のせいで、ヒエラルキーに逆らおうと思わないのかもしれません。

あとは、日本の一生懸命に働く環境のせいで、個人個人があまり発展して行かないというのも考えられます。

 

フランスの女性も日本の女性も、いろいろな面で自立していたり依存していたりします。

でも、日本の女性は経済的にかなり配偶者に頼っていると思います。

社会がそのようになっていますから。

ご主人が給料を渡し、日本の女性は家計を管理しているとよく聞きますが、

奥様のお金ではないことを覚えておかなくてはいけません。

もし離婚したら、何もないですから。

フランスでは、女性はすべての面において自立していかなくてはいけないという声が

ますます上がっていて、それは自然なことです。

 

日本でのわかりやすい例は、夫婦別姓です。

日本では認められていませんよね。

フランスでは、相手の性、自分の性、両方名乗る、新しい性を作る

などが認められています。

フランスと日本では違った結果になっていて、

日本の女性たちにとっては負担です。

 

結婚出産で、フランスの女性は日本の女性よりも、仕事をやめません。

でもそれは社会の違いで、国とは関連していません。

フランスの女性にとっても負担は大きいです。

メンタルの変化と呼んでいますが、

女性は子供、仕事、家のことを気にかけなくてはいけません。

でも男性は仕事だけですよね。

 

結婚出産のあと、日本の女性が家にいなくちゃいけない理由はいろいろあります。

主に、母親たちにとってあまり友好的でない職場環境や、出産が難しかったり、子供の学校が不足していたり、社会のジャッジが厳しかったり、配偶者控除の問題とか、家事は女性の仕事という社会の目だったりします。

 

日本では女性は安全だ、という考え方もよく聞きますが、私は好きではありません。

たしかにフランスみたいに道端でいやがらせを受ける、ということはないです。

マルセイユでは毎日のようによくありましたから。

でも日本では別の問題があります。

マタハラ、パワハラ、セクハラ、電車の痴漢、賃金平等、知られていない家庭内暴力、中絶に同意が必要なこと。

性別の平等というのは国によって違います。

 

フランスでは、もっと男性が家のことなどやるべきことを手分けしてやる必要があると、気が付くことが多いかもしれません。でも正直に言って、まだまだです。

話し合いがなされているのはよいことですが。

 

 

 

 

 

2つの仕事があるようですね。サマンタさんのポッドキャストは始まったばかりです。

何か将来の目標はありますか?

 

ポッドキャスト「フェミニスト・イン・トーキョー」が

日本のフェミニズムをシェアできる場所になってほしいです。

フランスではとても良いコミュニティになっていて、助け合ったり共感したり、力づける場になっています。 

まだ日本では始まったばかりですが、その一部になれたらと思っています。

 

 

 

 

 

好きなことをして自立したい日本の女性たちにメッセージをお願いします。

どうやったら日本が女性にとって、みんなにとって住みよい国になりますか?

 

フェミニズム、人種差別、同性愛嫌い、トランスジェンダー嫌い、このようなことを

話し合うようすることが重要です。

このようなことを話し合うのは自然なことですし、

心を開くきっかけになり、周りの人を助けられます。

自ら学べば、次の世代もそれに従って考えることができます。

フェミニストの本を開いて(明大前近くの図書館をチェックしてみてください)

ポッドキャストを聞いて(日本の“はみだし系ライフ”が好きです)

わからないことはグーグルで調べてください。

 

現在進行中の夢です!

 

サマンタさん、ありがとうございました。

まだまだあまり聞かない日本でのフェミニストの話。

フェミニズムの運動は始まったばかりです。

女性が輝いて活躍できるよう、

引き続き輝く女性にフォーカスしていきます。

 

次回もお楽しみに!

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