投稿日：2022年2月17日

 

こんにちは。

表参道のホワイトニング専門歯科

表参道ホワイトデンタルクリニックです。

 

 

 

 

 

本日のテーマは

「ホワイトニングと被せ物」

についてです。

 

 

 

 

 

これから被せ物の治療を行う場合や

すでに被せ物が入っている場合

ホワイトニングするにあたって

どのような点に気を付けるべきなのか？

解説していきます。

 

 

 

 

 

もっとも大切なポイントは

被せ物はホワイトニングで色が変わらない

ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これから被せ物を入れるという場合、

基本的には必ずホワイトニングを先に

行いましょう。

 

 

 

 

 

なぜならば、被せ物の色は

周りの歯の色に合わせて決めます。

そして、被せ物の色は変えることができません。

よって、ホワイトニングを先に行い

歯を希望の白さにしたあとに

その白さに合わせて被せ物を入れましょう。

 

 

 

 

 

先に白い被せ物を入れて、

そのあとに歯を白くすれば良いのでは？

と思われるかもしれませんが、

それは難しいです。

被せ物は白さを自由に設定できますが、

ホワイトニングでは

白さを細かくコントロールすることは難しいので、

色にズレが生じてしまうことが多いです。

 

 

 

 

 

また、ホワイトニング中は

被せ物を入れる予定の部分には

仮歯を入れることで

問題なく過ごすことができます。

 

 

 

 

すでに被せ物が入っている場合のホワイトニングについて

3つのシチュエーション別に解説していきます。

 

 

 

 

天然歯が被せ物より黄色い場合には、

以下の２つのシチュエーションが考えられます。

 

 

 

 

天然歯が被せ物より黄色く、

かつ被せ物を変える予定がない場合は、

ホワイトニングを行って、

天然歯を被せ物と同じぐらいの白さにしていく

という治療になります。

そうすることで全体に均一な色にすることができます。

ただし白さは被せ物の白さに合わせることになります。

それ以上の白さを求めると

被せ物と天然歯に色のズレが生じてしまいます。

 

 

 

 

天然歯が被せ物より黄色く、

かつ被せ物を変える予定がある場合は、

ホワイトニングを行って

天然歯を希望の白さにしたあとに

その歯の白さに合わせて

被せ物を変える治療を行います。

 

 

 

 

天然歯と被せ物が同じ色の場合、

ホワイトニングを行うと、

天然歯だけが白くなり、

被せ物と色のズレが生じます。

よって、ホワイトニングで

天然歯を希望の白さにしたあとに

その歯の白さに合わせて

被せ物を変える治療を行います。

 

 

 

 

天然歯が被せ物よりも白い場合、

全体を均一な白さにするには

被せ物を変えることが前提条件となります。

順番としては、まずホワイトニングを行い、

天然歯を希望の白さにしたあとに

その歯の白さに合わせて

被せ物を変える治療を行います。

 

 

 

 

とても稀な例ですが、被せ物治療を行う歯に前もってホワイトニングを行う場合があります。

重度のテトラサイクリン歯では

元々の歯の色が非常に濃く、

黒に近いような色合いをしていたり、

しましま模様が強く入っていたりします。

そのような歯に被せ物を入れる場合で、

透明感の高い材料を使う場合や

材料の厚みがあまり取れない場合などには

歯の色や模様が透けてしまうことがあります。

そのような症例では被せ物を入れる前に

元々の歯の色を改善しておくために

ホワイトニングを行うこともあります。

 

 

 

 

 

テトラサイクリン歯に関しては

以下の記事も参考にしてください。

 

 

 

 

 

テトラサイクリン歯ではなく、

金属の材料によって歯が黒ずんでいる場合には、

ホワイトニングで歯を白くすることはできません。